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暮らしの夢を描く STORY4

STORY 04

ホテルライクな
くつろぎ

for relax in luxurytime 日常が非日常になる瞬間

 「わぁ、ホテルみたい!」 招かれたゲストがこんなふうに新築の家を褒めた時代があった。たしかに、高級ホテルのしつらえをそっくり真似た家も少なくなかった。でも、旅先で泊まるホテルと同じ仕様の自宅では落ち着かない。暮らしというのはあくまでも現実。生活しやすいように使い勝手を中心に考えるのが理にかなっている。

 「ホテルみたい」は「ホテルそっくり」ではなく、ホテルならではの「非日常のよそおいとやすらぎ」という意味にとらえたい。たとえば、新聞を読みながら1杯のコーヒーを飲む。普段の何となくの1杯や惰性の1杯が、ホテルのようなシチュエーションでは「この1杯」に変わる。日常のありふれた時間も、「いま・このひととき」に変わる。

 便利をスタンダードにして、ほんの少し自分好みを取り入れたリフォーム。家具や小物、それらの色や形や手触り、窓と壁……所々にこだわりのアクセントを加えてみた。日常の景色が反転して旅先のような非日常になる瞬間があり、その時に自分がよく見える。生きるということ、暮らすということは日々新たな自分をあぶり出すことだと思う。

リフォーム事例4『一日を豊かにしめくくる癒しの寝室』

▶リフォーム事例4
『一日を豊かにしめくくる癒しの寝室』

日々の疲れをいやし、くつろぎのひとときをもたらす「寝室」。快適に眠れる空間であることはもちろん、ドレッシングルーム、書斎、また夫婦のためのプライベートリビングとしてなど、多目的に「過ごして心地いい」空間として、豊かに演出したいものです。この事例では、間接照明や大きめのインドアグリーンなど、非日常を感じさせる要素を上品に取り入れることで、質の高い生活と共に癒しの空間をご提案しました。