フロント担当

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INTERVIEW 03

無難にこなすことだけでなく、
お客様の心に残る仕事を。

東京営業所/フロント担当

前職でもマンション管理のフロントを担当していた清水さん。やり甲斐を持って仕事をされていたようですが、担当エリアまで通勤で2時間ほどかかっていたとのことで、体力的にもう少し自分に合った職場で働きたいと転職を考えられたそうです。できるだけ近場で働ける会社、女性フロントが活躍できる職場を求めて仕事を探しはじめたとのこと。前職との違いや、職場環境、仕事をするうえで意識されていることについてもお伺いしました。

同じ提案でも、言葉の選び方、伝え方ひとつで
お客様の受け取り方が変わる。

インタビュースナップ

前職も同じフロント担当ということですが、仕事のやり方で違いを感じることはあるでしょうか?

業務の内容はほとんど同じですが、前職はファミリー層が多い地域ということもあってファミリーマンションが中心でした。GMパートナーズで担当させていただくマンションはファミリータイプもございますが、より高額なマンションであるため、理事会や総会に出席し、お話しを伺うと、フロント担当者へ求めるレベルも高い印象を受けました。高いクオリティの管理をご提供するために、自分自身のスキルアップが必要と感じる場面が前職より多いように感じます。
また、前職は管理会社としてどう利益を得ていくのかということが重視されていました。一方、GMパートナーズはお客様満足度を重要視することもあって、お客様の方を向いて管理ができていると感じています。今は「本当にお客様に喜ばれる管理」に向き合えることにやりがいを感じています。

求められる質が高いというのは、具体的にどんなことでしょうか?

設備のトラブルフォローや工事のご提案など、管理業務は多岐にわたります。その際になぜ故障したのか、なぜ工事をしなければいけないのかといった多くの情報を深く掘り下げてお話しすることが求められます。
お客様は広く深くの知識や経験を求められ、尚且つそれを自分の言葉で伝えることが必要になるので難しいことではありますが、フロントとして成長できるいい環境であると思っています。

オーソドックスな1日の業務スケジュールについてお聞かせください。

出社後メールチェック、案件の優先順位のチェックを行い、今日の大まかなスケジュールを決めてから仕事に取り掛かります。電話対応や緊急対応なども挟みながら、週末の理事会・総会などの準備、不具合が生じていないか点検報告書の確認も行います。

社員みんなでこれから作っていく会社。
自分の考え方や意見も親身に聞いてくれて、活かしてくれる。

インタビュースナップ

転職する際の面接の印象や、入社してからの職場の雰囲気などはいかがですか?チームワークについてもお聞かせください。

面接では採用担当の方々がとても親身に相談に乗ってくれました。面接自体もとても楽しく、堅苦しさもなく話しやすい雰囲気がありました。また、同じ業種からの応募だったこともあり、「即戦力」と言っていただき採用までも早かったです。
GMパートナーズで働き出して1年半ほどですが、わたしの所属している東京営業所はとてもフレンドリーな職場です。現在、フロント担当者の中で私が一番年少者ですが、わからないことがあればすぐに周囲に相談できる雰囲気です。女性フロントは私を含めて3人在籍していますが、前職より少ないです。これからどんどん増えていけばいいなと思っています。
前職は管理会社として長年実績のある会社だったので、ある意味でやり方が完成されていましたが、GMパートナーズは「発展途上の会社」で、自分なりの考えた方や意見も出しながら、これからみんなで作っていける会社だなと思っています。

わたしたちの仕事は目に見えないことが多い。
「いなくなってはじめて分かる」そんな関係性ですね。

インタビュースナップ

フロントの仕事は多岐に渡ると思いますが、その中で積水ハウス「5本の樹計画」でもある植栽についてはいかがですか?

わたしの担当マンションも植栽はかなり多いです。植栽は入居者様の中でも好みが分かれやすいところです。清掃などは目に見えてきれいになっているかで判断が付きますが、植栽には正解がありません。正解がないにも関わらず高額な費用が掛かる、緑が豊かで成長するほど多額の維持費が必要です。管理の難しさ、好みのわかれやすさから植栽を減らす会社があるようですが、GMパートナーズは逆の発想ですね。

価値観の違いが、会社の方針にも影響するということですね。

植栽が資産価値につながると理解してくださっているお客様もいらっしゃれば、建物自体が綺麗であればそれでいいという方もいらっしゃいます。GMパートナーズの植栽管理方法にご理解がある植栽業者さんですと、植栽との共存を意識してやってくださいますが、管理組合の方針で安価な業者さんへ変更後には変わってしまうことも。
必要以上の強剪定をしてしまったり、除草剤を全面に撒いて風情ある苔を枯らしてしまったり。綺麗な時はそれが当たり前の光景だと思っているため気づきにくく。業者さん変更後にようやく気付くということもありました。
当社の植栽管理は決してお安くありません。ですが、金額に見合った管理をご提供していることをしっかりお伝えしていくこともフロントの大切な仕事です。私たちの仕事は、普段管理組合から気づいていただくことの少ないお仕事です。担当変更になった後に「前の担当はここまでやってくれていたのか」と気づいていただくようなことばかりです。「いなくなってはじめて分かる」まるで親や恋人のような関係性ですね(笑)
木々が育ちすぎて防犯上の心配をされる方や、虫が発生することに抵抗がある方もいらっしゃいますが、わたし自身は植栽があることによってマンションの高級感につながると信じています。手入れをすればするほど見るからに変わりますし。

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社会的立場が高い方、知識の幅が広い方が多い。
自分自身も探求心をもって知識を増やす必要があります。

インタビュースナップ

ご自身が仕事で意識していることや、印象に残っているエピソードはありますか?

役員アンケートが年に一度あり、内容は5段階評価の項目と、自由回答の項目があります。その回答を分析して正しい管理につなげています。アンケートから意識していることは、自分の言葉の選び方、伝え方ですね。理事会で同じ工事を提案するにしても、事務的に「修繕周期だからいかがですか」と提案するだけではお客様のご理解は得られません。お客様としてその工事が必ずしも必要かどうかわからないからです。管理会社として絶対にやった方がいい!とわかっていても、言葉足らずで無理におし進めてしまうと納得を得られません。知識や自分の経験談、事例を踏まえてお話しをし、きちんと納得していただくよう心がけています。ご納得いただくとアンケートで提案の的確さや提案力で評価いただけるので嬉しいですね。
管理会社と管理組合という関係性でなく、人と人、心と心で繋がることが大切です。管理会社としての部分は忘れずに、でも事務的でなく自分の言葉でお話しするようにしています。

GMパートナーズの社員として誇りに思うこと、また今後の目標やキャリアアップについてお聞かせください。

マンションは生き物です。マンションごとに毛色も何もかもが違っています。もっともっと経験を積んで、どんなマンション、案件でも対応できるようフロントとしてのキャリアアップをしていきたいと考えています。この仕事が好きなので。お客様とのふとした雑談も楽しいですし(笑)
また、小さな目標ではありますが先ほどお話しした役員アンケートでコメントをいただけることがあまりなくて、、。5段階評価で悪い評価はないので、まだ無難な管理な部分があるのかなと思っています。印象に残らない優等生なんでしょうかね(笑)その無難な殻を破ってアンケートでのコメントと、理事会・総会でお褒めいただけるようになっていきたいです。

Message メッセージ

自分の経験や知識を
信頼してもらうためには
まず、お客様と心で
つながることが大切。