フロント担当

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INTERVIEW 01

「人生一度きり」。働いてくれて良かったと思ってもらえる立場になりたい。

大阪営業所/フロント担当

前職では、訪問販売の仕事をされていたという大南さん。幅広い世代の様々なお客様とお話している中で、自分の知らない、経験していない世界がまだまだあると知らされたようです。「人生一度きり」、チャレンジするなら今しかないと考え、ご家族に相談の上、転職活動を始められました。まったく別の業種を選ばれた理由や、仕事のやりがい、GMパートナーズの福利厚生についてもお伺いしました。

採用担当の方が、面接で自分を引き出してくれた。
働くイメージを強く持てたことが決め手に。

インタビュースナップ

前職からまったく違う業種を選ばれた理由についてお聞かせください。

前職は健康食品の会社で9年ほど働いていました。いわゆる訪問販売です。40代くらいの奥様から80代くらいのご年配の方まで幅広いお客様がおられました。お客様とお話すること自体は好きでしたが、正直なところ「売り込む」ということが自分の中で少し疑問なところがありました。
転職を考え始めたきっかけは、様々なお客様とお話している中で、こんな仕事、そんな世界があると知ったことです。人生一度きりですし、チャレンジするならギリギリの年齢かなと考え、家族に相談の上、転職活動を始めました。直属の上司に転職について考えていると相談していると、たまたまその方がマンション住まいで管理組合の理事長をされていました。わたしは戸建に住んでいたので、理事長?管理組合?となんのことか全くわからなかったのですが、話を聞いていると管理の仕事やフロントという役割があることを理解しました。入居者様とも長いお付き合いができるとのことで、管理会社が面白そうだと気持ちが芽生えました。

GMパートナーズへ入社した決め手は?

管理会社に的をしぼり就職活動を進める中で、GMパートナーズの面接となりました。今も一緒に働いている方ですが、採用担当の上司が、とてもにこやかで優しく、話しやすい環境づくりをしてくれたこともあって、面接では自分を思う存分アピールすることができました。さらに面接が終わった後、職場体験として実際に職場に呼んでもらい、働いている人ともお話する機会を設けさせてもらって、働くイメージを強く持てたことが決め手になりました。職場環境も、今まで京都の地上で働いていたので、このスカイビルからの景色も魅力がありましたね(笑)。

協力しながら会社を良くしていこうという社風。
相談しやすく、働きやすい環境です。

インタビュースナップ

面接はとても良い雰囲気だったとのことですが、実際に入社した後の職場の印象はいかがですか?

前職は営業職ということもあり自分の成績が最優先。社員同士がライバルとまでは言いませんが、そんな印象でした。ここでは協力しながら良くしていこうという考え方があるので、上司にも相談しやすく、社員同士の会話も増えたと思います。同時期に入った同僚二人がとても仲良くしてくれています。ほとんどが中途採用ということもあり、それもあって働きやすい環境だと感じています。わたしも含めて他業種から飛び込んで来られた方も多いので、もし当社に転職を考えている方がいらっしゃるなら、経験よりも「人と楽しく話す」ことさえできれば知識は後からついてくると伝えたいです。さらに、入社までに必要になると思って取った資格についても生かせています。まったく何もわかっていないよりは良かったかなと。今は、その勉強してきたものを、その場その場で出せるようになってきました。

入社直後はどのようにして仕事を覚えていきましたか?

まずは誰かに付いて、見て覚えるというやり方でした。もちろんそれなりに勉強もしなければいけませんが、実際に理事会や総会でのお客様対応を見ながら徐々に覚えて今に至ったという流れです。またグランドメゾンというマンションがどんなマンションなのか、ホームページでの情報くらいしか理解していなかったので、実際に何棟かマンションを見に行き、お会いする入居者様と挨拶をしながらどんな方々が住んでいるのかを大まかに認識していきました。それから理事会や役員組織などを改めて理解していきました。

様々なことが積み重なって多方面から考え、解決に導く。
ひとつとして同じ答えはありません。

インタビュースナップ

フロント担当の仕事内容についてお聞かせください。入社時から気持ちの変化などはあるでしょうか?

就職してから3年経たないくらいですが、今は京都の物件が5物件、大阪が3物件の合計8物件を担当させていただいています。入居されている方とお話していると、私の知らない知識を持たれていたり、様々な経験をされていて、とても新鮮な気持ちになります。初めの頃は勉強不足だったこともあり「頼りない」と感じさせてしまっていたと思いますが、最近では「大南さんで良かった」「このまま担当で居てね」と言われることが増えてきており嬉しく感じています。それがやり甲斐につながっています。

管理組合との話し合いなど、物件を回られる機会はどの程度でしょうか?

管理組合との話し合いは物件によって1か月に1回もしくは2カ月に1回という頻度です。それ以外に1ヵ月に2回程度の巡回があります。巡回では管理員さんとコミュニケーションを取りながら様子を聞いてケアをしたり、管理組合のご要望に対応したり、こちらが気づいたことを提案することもあります。例えば、お知らせ掲示板が目につきにくい場所にあったため、入居者の方から「なにそれ?知らなかった…」という声が寄せられました。そこで、掲示板の位置をどこに置くのがわかりやすいかを試行錯誤し、管理組合に提案してOKをいただいたことがあります。このようにちょっとした提案でマンションをより良くしていくことも仕事のひとつです。

前職とは扱う商材も異なりますが、提案の仕方やコミュニケーションの取り方は変わりましたか?

確かに前職とは違ってひとつの物を売るわけではありませんから、ずいぶんやり方は変わりましたね。例えば設備のことであるとか、マンション内のトラブルであるとか、様々なことが積み重なっていくうちに多方面から考えなければいけません。その場合、管理組合を巻き込みながら、どうしていくか話し合って優先順位をつけながら解決していかなければなりませんから、ひとつとして同じやり方、決まった答え、決まった提案はないと思います。

トラブルがあっても踏ん張ってスピーディに寄り添うこと。
それが、お客様満足につながると信じています。

インタビュースナップ

「人生一度きり」ということでこの仕事に挑戦されたということでしたが、キャリアアップについてどのようにお考えですか?

仕事をしていく上でキャリアアップ・ステップアップは日々意識しており、会社からこの人が働いてくれてよかったなと思ってもらえる立場になれることを目指しています。転職の際、相談した家族からも「転職して良かったね」と言ってもらえています。
入居者・役員のみなさんは本当に多種多様で経験値も多く、そういう方たちを満足させたいという気持ちで仕事に取り組んでいますが、実際にはうまくいかないこともあり、時には怒らせてしまったこともあります。また「遅い」「頼りない」と直接的に言われたこともあります。そう言われるともう会いたくないという気持ちにもなりましたが、踏ん張ってもう一度勉強しなおして続けていると、わたしたち管理会社が真剣に管理組合に寄り添っていることが伝わったのか、「よくやってくれているね」とお声をかけていただきました。それからは向き合い方が変わり、最近ではいつも感謝の言葉をかけてくれるようになりました。
マンション管理の仕事では入居者様同士のトラブルやクレームなどが発生し、それが8物件ともなると色々重なってしまうこともあります。そういった場合でも、できる限りスピーディーな対応が大切だと思い、常にアンテナを張って段取りよく対応することでみなさんの不安を解消できるように心がけています。どれだけ忙しくてもそれだけは実践しています。

育休制度のおかげで家族円満に。
今では自ら進んで家事をするようになりました。

インタビュースナップ

最後に、「育休制度」を利用されたと伺いましたが、会社の福利厚生についてご意見をお聞かせください。

「育休制度」については、入社して半年経ったくらいで利用しました。転職のタイミングで子どもが3歳と1歳くらいの頃です。給与の面も含めてそれも転職のきっかけでしたから、育休制度など福利厚生が充実していることも検討材料でした。ただ、自分の友人たちに聞くと「育休制度」があってもそれを取れるかどうかは・・・というような会社もあるようなので、「GMパートナーズはどうかな?」と思っていましたが、上司や先輩から「育休制度」の活用を勧められるなど、とても取りやすかったというのはありますね。
条件としては3歳までの子に対して1ヵ月。どんなタイミングでもOKです。生まれてすぐでも良いですし、1ヵ月一気に取ることもできますし、1ヵ月まるまる休むことが難しければ分割しても大丈夫です。わたしは2週間ずつ分けて取得しました。その間は、子どもの送り迎え、家事全般、洗濯などいろいろ経験しましたね。はじめてではないですけど、ご飯も作りましたし、お弁当も(笑)。そういうことを一緒にやると家族がとても円満になるといいますか。育休が終わった後も、普段の土日にやることが当たり前になって、掃除機もかけて洗濯もして。育休がきっかけで自分自身も変わりましたね。

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「人と楽しく話す」
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